プラネタ

じんじのひとこと

嫌な仕事なら勇気を出して転職してもいいと思う

高校生になって初めてアルバイトとして働きました。それは好きなCDや洋服を買うためという明確な目標があったので、仕事を真剣に取り組み、結果、仕事は苦ではなかった記憶があります。その当時の時給は700円と安かったですし、月に稼げても3万円程でした。それでも、仕事が苦ではなかったのは、繰り返しますが“目標”があり、真剣に取り組んでいたからと思います。

 

社会人になって初めて“本当の仕事”を経験すると、「なんのために仕事をしているのだろう?」と疑問に思うようになりました。毎日、目覚まし時計に起こされて、いつも同じ電車でいつもとおりに出社する。これを週5日繰り返すと“苦”でしか思えない。自分の仕事の価値観が「生活のため」に置き換えられ、仕事を「しなければならない」ものになっていることに気づきました。

 

つまり「仕事」=「しなければならない」では、本当の働く意味が分からなくなってくるのだと思う。私自身も、初めての就活では目標や目的もなく、ただ何となく銀行員になりたいという思いで地方銀行に就職しました。本当の働く意味を理解しないまま「生活のための労働」を繰り返してきた結果、自己嫌悪に陥った時もありました。

 

その当時、ネットで働く意味を検索していると、「もし、お金のために働く必要がなくなったときに、今の仕事を続けていけるか?」というキーワードに引っ掛かりました。この言葉を聞いて初めて、今の仕事を続けることはできないし、そもそも働き方も間違っていることに気づきました。

 

仕事を選択するときに、「この仕事が好きだから選択した」は少数ではないでしょうか。仕事を真剣に取り組んだ結果、手応えを感じ“その仕事が面白くなった”というのが仕事の充実感につながり=仕事が楽しくなると思います。それでも仕事が好きになれないのなら、もしかしたらその仕事は天職ではないのかもしれません。私自身は真剣に取り組んでも銀行員の仕事は好きにはなれなかったです。

 

もし同じ状況に置かれている方がいるのなら、可能性のある仕事に打ち込んで、好きになる努力をしてみる。それでもダメなら、転職を考えてみる。そうしているうちに自分自身の天職に巡り合えるはずです。転職をよくないと思う方もいるかもしれません。でも、そんなことは気にする必要はありませんよ。本当の意味で充実した人生を過ごすことはできませんから・・・